ベストプラクティス: クチコミによるホテルの予約成約率と料金設定への影響
クチコミとオンライン上にユーザーが作成したコンテンツは、旅行者のホテルのリサーチと決定にとっての重要性を増しています。このリサーチはクチコミのスコアと予約成約率と予約時の料金との関係性をより良く理解をするために作られました。
オンラインでの消費者購買行動についてのデータは、旅行者にオンラインパネルとして、仮想の予約エンジンシミュレーションに参加してもらい収集しました。513名の解答者は4つの仮想予約エンジンにて、それぞれは3つの異なるホテルを高・中・低料金、価格帯は100～120ドル、クチコミスコアをスコアスケール100点満点で80～100点という条件で提示しました。
それぞれの例に対し、解答者はホテルを料金とクチコミスコアをもとに一つ選ぶように指示されます。
この調査は、消費者のホテル選択を決定要因を理解する為に仮想予約エンジンとヒートマッピングテクノロジーを使った初めてのものです。 この調査から明らかになったことは、1. 同料金であった場合、3.9倍の確率でクチコミスコアの高いホテルを選ぶ、 2. クチコミに応じて異なる料金を設定したシナリオでも、一番クチコミスコアの高いホテルを例え高い料金でも選ぶ、3. 実際に、旅行者に聞いたところ、76％の人はクチコミスコアの平均が高いホテルへはより多く支払ってもよい (平均では旅行者は5％高いクチコミスコアのホテルには5-9％多く支払う)と答えた。